リセットによって文鎮化した友人の脱獄iPhoneを入獄&復元した記録

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文鎮化した友人の脱獄iPhoneの復元作業をしたので、その作業工程を備忘録というか、どちらかと言えば思い出のアルバム的な感じで書き記してみる。どちらかと言えば自分用のメモに近いけど、きっと画面の前のあなたの役にも立つはず。

 

修復前の状況

文鎮化つってもリンゴループではない。友人によると充電ができないか、あるいは充電切れ画面から復帰できないか、そのどっちかだと思うとのこと。

今回自分に与えられたミッションは、このiPhoneを入獄してまっさらな状態にすること。友人はこのiPhoneを後輩に売りつける気でいるらしい。あーそうだなぁ、もし売れたらいくらか手数料貰ってやろ。

 

まずは普通に充電してみる

残念ながら自分はiPhone用のケーブルを持ってないので、林檎信者であるトーチャンが所有してるケーブルを借りて、まずは普通に充電してみる。単純にケーブル側の問題っていう可能性もあるもんね。というかむしろ最初はケーブル側の問題だと思ってた。

充電を開始して5分くらい放置。そしたら普通にリンゴマークの画面に移行。よかった、普通に充電できるじゃん。よしこれで今日はもう寝ていいな。最近寝不足なん…ちょっと待て。

なんだこれ…

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これってiOSのアップデート中に出る画面じゃん。これ脱獄iPhoneだよ?アップデートとは無縁のはずだよ?こんな状態になった脱獄iPhoneなんて初めて見たよ?

とりあえず普通にアップデートが行われることを期待して放置してみたんだけど、下の進捗状態を表すバーが動く気配はない。電源ボタンとホームボタンで再起動してみても状況は変わらない。なんだこれ。新手のリンゴループか。顔真っ青になるってレベルじゃないよ。

そうして顔面蒼白で放心状態になること数分、友人からLINEで「iPhone復活した?」なんて送られてきたので、とりあえず現状を報告する。

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リセットしただって!?それは本当かい!

はーそっかぁ…そうなのかぁ…。なんていうかその、君には失望したよ。馬鹿めと言って差し上げますわ。脱獄iPhoneは普通にリセットすると最悪ぶっ壊れるぞ!って何回も言ったはずなのに。もし忘れてたとしても、脱獄犯なら最低限それくらいの知識は付けといてくれよ…。

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泣く子も黙るDFUモード

起動しなくなったiPhoneを復元する手段として有名なのは二つ、Apple推奨のリカバリーモードと最終手段のDFUモードってのがあるわけだけど、今回は復元と同時に入獄も行うわけなので、問答無用でDFUモードを選びましょ。

DFUモードの入り方は以下の通り。

  1. 電源を切った状態でiTunesの入ったPCと接続する
  2. 電源ボタンとホームボタンを同時に10秒くらい押し続ける
  3. ホームボタンは押したままで電源ボタンを離す
  4. iTunesがリカバリーモードのデバイスを検出したら成功

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問題なくDFUモードに入れた場合、iPhone側の画面は真っ暗になっているはず。後はiTunes側で「iPhoneを復元」を選択して、画面の指示に従っていけばなんとかなる。

今までの経験上、どんなに滅茶苦茶に壊れたiOSでもDFUモードに入れさえすれば復元できないってことはほぼなかった。流石にDFUモードにさえ入れない場合はどうすることもできないけど。

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はいこんにちは。これで復元は完了。工場出荷状態のまっさらで何も知らない、まだ誰の手垢も着けられていない純真無垢な状態のiOSに戻った。

 

外側も綺麗にしてあげましょう

せっかく中身が綺麗になったとしても、外見が手垢やシールの跡で小汚いのはかわいそう。なんとかして綺麗にしてやろう。きっと次のオーナーも喜ぶぞ。

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流石にiPhoneを水でジャーっとやっちゃうわけにはいかないので、パーツクリーナーを吹き付けたウエスで綺麗に拭く。自転車の部品なんかと違って、拭いても拭いてもウエスは黒くならない。ウエスが白いと綺麗になった気がしないなぁ。

 

貴重な体験でした(呆れ)

「脱獄iPhoneを普通にリセットすると大変なことになる」ってのは脱獄犯としては常識だろうし、もちろん自分も元脱獄iPhoneユーザーなので知ってた。

でも実際にリセットされた脱獄iPhoneを見たことのある人はそう滅多にいるもんじゃないだろうし、自分も初めて見た。そういう意味では貴重な体験ができたなーと思う。

脱獄iPhoneを使ってるクセに知識を付けようとしない友人には腹が立たないでもないけど、今は復元できたからそれで良しとしよう。復元作業楽しかったし。

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