ヒッチハイクで京都に辿り着いたので、秋の京都を満喫しようと頑張ってみた

f:id:curemasuta:20170113204208j:image

前日の朝にヒッチハイクの聖地と呼ばれる東名高速東京インター、いわゆる用賀マック前をスタートした僕は、目的地の名古屋を大幅に通り越し、京都が目前に迫る滋賀県の草津市に辿り着いたのでした。

 

こちらの地図をご覧ください。

f:id:curemasuta:20170113205140p:plain

現在地は南草津駅前のネカフェです。京都駅まで直線距離で20km弱、新快速に乗れば京都駅まで1時間も掛からない距離ですね。となると、今日は京都観光です。

 

南草津駅から新快速に乗ります。ヒッチハイク旅行なのに電車なんか乗って楽しちゃって申し訳ないですね……なんて、言うだけ言っておきましょう。

 

女性の車掌さんのアナウンスが若干の関西訛りを帯びています。頑張って標準語に直そうとしていますが、関西弁が隠しきれていません。まずこれが萌えポイントその1です。

車内を見渡してみます。平日の朝なので、車内は通勤通学客で溢れかえっています。クロスシートに腹が立ちますが、それは置いといて。女子高生を見てみましょう。みんなかわいいです。更に関西弁を話しています。これが萌えポイントその2です。

 

f:id:curemasuta:20170113204235j:image

京都駅に到着しました。京都に訪れるのはだいたい2年ぶり、高校の修学旅行以来です。相変わらず仰々しい駅ですね。我らが仙台駅なんかとは比べ物になりません。

 

f:id:curemasuta:20170113204244j:image

相変わらず街並みから浮いている京都タワーです。ツルツル感が不気味ですね。見ての通り今日は天気が悪いので、登ったところで視界は最悪でしょう。

 

まずは朝風呂を浴びよう

前日泊まったネカフェは、このご時世にシャワーも設置されていないクソザコネカフェでした。そのせいで今の僕は不潔極まりない状態なので、まずは朝風呂を浴びにいきましょう。

 

Google先生にお聞きしたところ、京都駅周辺で朝風呂を浴びられる銭湯は2軒。

まずは京都タワーの地下にある大浴場。京都駅から歩いて3分と掛からない最高の立地ですが、入浴料が大人1人800円と少々高め。貧乏学生のお財布にクリティカルヒットをかましてきます。

それからもう一軒は、京都駅から徒歩15分ほどの場所に位置する「サウナの梅湯」。20代の銭湯マニアの方が経営しているそうで、テレビや雑誌の取材も受けたことがあるとのこと。入浴料は大人1人420円。

であれば、断然後者の「サウナの梅湯」でしょう。

 

f:id:curemasuta:20170113204302j:image

道の真ん中に川が流れていますね。歴史を感じる街並みです。後から調べてみたところ、この通りは「西木屋町通」で、対岸が「木屋町通」だそうです。森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」あたりで聞き覚えのある名前ですね。

 

f:id:curemasuta:20170113204329j:image

ん?あれ?もしかして土日限定なの……?

僕の故郷の青森県では、多くの銭湯が平日も土日も関係なく朝の5時あたりから開いていたりするのですが、仙台に進学して故郷を捨てた今もその感覚が抜け切らなかった結果がこれです。ご愁傷様。

 

気を取り直して金閣へ行こう

f:id:curemasuta:20170113204345j:image

高校の修学旅行の行き先といえば関西が定番です。で、京都で自由行動が1日設定されたとすると、その際の行き先は清水寺、金閣、伏見稲荷あたりが定番でしょう。

 

f:id:curemasuta:20170113204632j:image

ここで僕の高校時代を思い出してみます。修学旅行の自由行動は京都でした。

僕らはまず京アニ本社へ行きました。それから「いなり、こんこん、恋いろは。」の聖地巡礼と称して伏見稲荷へ行きます。申し訳程度に清水寺を冷やかした後、メロンブックスへ行き、とらのあなへ行き、らしんばんへ行き、ゲーマーズへ行って終わりでした。

はい。

 

f:id:curemasuta:20170113204649j:image

地下鉄とバスを乗り継ぎ、生まれて初めて金閣へやってきました。

本当に金色です。小中高の教科書で見た通りの輝きですね。思わず「おぉ……」となりますが、観光客や小学生の社会科見学の集団で混み合っているので、京都らしい風情やら趣やらに浸っている余裕はありません。雨も降ってきましたし。

 

f:id:curemasuta:20170113212944j:image

f:id:curemasuta:20170113212551j:plain

f:id:curemasuta:20170113212609j:plain

f:id:curemasuta:20170113212616j:plain

平日なのに人で溢れかえっています。いずれ社畜となる運命の僕にとって、長期休暇を取れる欧米人は羨望を通り越してひたすら妬ましいだけです。うわああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

結局京都タワー大浴場

朝にシャワーを浴びていないせいで、いよいよ首から上のベタベタ感がカンストしてしまっています。なんならゲージを突き抜けて再起不能になる一歩手前です。

800円というお値段から目を逸しつつ、京都タワー地下の大浴場で身を清めます。

 

f:id:curemasuta:20170113212625j:plain

何故か脱衣所の写真を撮っています。浴場内の写真は……Nexus5xは防水じゃないので撮ろうにも撮れませんし、そもそもジジイの裸なぞ撮りたくもありません。画面の前でこれを読む皆様だって、ジジイの裸なんざ800円貰っても見たくないでしょ?

 

観光客の少ないマイナースポットへ行こう

せっかく京都に来たのだから、京都らしい風情や趣に浸りたいです。観光客や社会科見学の小学生、少し時期は外れますが修学旅行生だらけの定番スポットなんかでは、風情やら趣やらを感じている余裕がありません。

再びGoogle先生にお聞きしてみると、いい場所が見つかりました。

 

f:id:curemasuta:20170113213257j:image

京都駅からJR奈良線に乗り、一駅先の東福寺で降りて、山へ向かって歩きます。

この街は凄いです。駅の名前はもちろんのこと、コンビニの店名も、アパートやマンションの名前も、なんなら駐車場の名前だって東福寺です。東福寺に支配されています。東福寺の檀家でなければ出て行け!みたいなノリです。

 

f:id:curemasuta:20170113213320j:image

f:id:curemasuta:20170113213331j:image

15分ほど歩き、お目当ての場所に辿り着きました。京都上級者の皆様が大絶賛する隠れた名スポット、「別格本山 雲龍院」だそうです。

 

f:id:curemasuta:20170113213341j:image

f:id:curemasuta:20170113213350j:image

確かに噂通りの美しさです。風情も趣も感じられます。圧倒されます。ひたすら綺麗としか言いようがありません。本物の枯山水だなんて生まれて初めて見ましたよ。

 

f:id:curemasuta:20170113213405j:image

f:id:curemasuta:20170113213424j:image

 

おそらく床や畳の保護のために仕方がなく敷かれていると思われる赤いカーペットと、庭の緑の対比がまた美しいです。どこを切り取っても美しいばかり。語彙が足りなくてすみませんね。

f:id:curemasuta:20170113213414j:image

f:id:curemasuta:20170113213436j:image

 

なんだったら住みたいです。こんな場所で和装の黒髪少女と二人暮らしができればこれ以上ないほどの幸せでしょう。

f:id:curemasuta:20170113213446j:image

f:id:curemasuta:20170113213454j:image

ですが、どこか落ち着かない感じがします。 周りを見渡してみると、おじいさん、おばあさん、おばあさん、おじいさん。スーツ姿の観光ガイドがいるなと思えば、それもまたおじいさん。10代の僕は明らかに場の空気から浮いてしまっています。

更に女子大生らしき二人組が「すごーい!」「なにこれなにこれー!」「きれー!」と騒いでいる姿が僕にトドメを刺します。

 

自らの場違い感に耐えられなくなった僕は、拝観料400円に追加して1100円払うことで頂けるというお抹茶、お菓子も頂かず、入場から20分ほどでそそくさと退散する羽目になってしまいましたとさ。

 

うん、そのね、雲龍院自体は素敵な場所だと思います。ですが、10代の根暗なIT系学生が一人で訪れるような場所ではありません。確実に場違いですから。女子大生のグループや、カップルで訪れるのであれば、若い人でもいい場所だと思いますよ?

どこぞのアホ女は……こんな場所に興味持たないだろうな……。

 

伏見稲荷で登山しよう

f:id:curemasuta:20170114002812j:plain

金閣のような超メジャースポットは観光客で溢れかえっていて正直楽しめない。かといって雲龍院のようなマイナースポットに男が一人で行っても、それはそれで場の空気から浮いてしまって楽しめない。

 

f:id:curemasuta:20170114002819j:plain

だったら伏見稲荷はどうでしょう。メジャースポットだけどメジャー過ぎず、かといって男の一人旅お断りのような雰囲気も醸し出していないません。なんなら登山だって楽しめます。

 

f:id:curemasuta:20170114002814j:plain

f:id:curemasuta:20170114002821j:plain

おっ。適度な人口密度です。これなら人口密度が規定値を超えないよう坂本くんに誘導されることもありません。(分からない人は「坂本ですが」4巻、あるいはアニメ10話を参照)

 

圧倒の千本鳥居です。

f:id:curemasuta:20170114002833j:plain

f:id:curemasuta:20170114002835j:plain

小さいものなら175,000円から奉納できるようです。エントリークラスのロードバイクや、あるいは新車のスーパーカブ、それからGTX1070あたりを搭載したゲーミングPCそれぞれ1台に相当するお値段と考えると、相当リーズナブルですよね。僕もいつか奉納してみたいです。

 

f:id:curemasuta:20170114002822j:plain

f:id:curemasuta:20170114002824j:plain

f:id:curemasuta:20170114002826j:plain

ぬこぬこ。

人馴れしています。どれだけ近づいても、なんならベタベタ触ったとしても、逃げようとする気配さえ見せません。なんだったら足を身体の下に収納してリラックスです。お持ち帰りしていいかな?

 

f:id:curemasuta:20170114002828j:plain

ひたすら登ります。延々と登ります。登っていくほどに観光客の姿が少なくなり、選ばれし猛者達だけに許された世界に分け入ってしまいます。

 

f:id:curemasuta:20170114002837j:plain

f:id:curemasuta:20170114002838j:plain

絶景です。伏見の街が一望できます。

 

まだまだ登ります。沿道の自販機はいよいよ使用停止です。ここまで運ぶ労力が大きい割に、軟派な観光客はここまで登って来ないので、採算が取れないのは当たり前ですよね。

f:id:curemasuta:20170114003021j:plain

f:id:curemasuta:20170114003023j:plain

麓から1時間半ほどで頂上到着です。アジア系の女の子が自撮り棒を持って何か話しています。ようつべにでも上げるのでしょうか。そうしてまた日本を訪れる観光客が増えるわけですね。応援してます。

 

f:id:curemasuta:20170114003020j:plain

あとは下るだけです。

雨で足元が滑って転びそう……というか、一度転びました。先を歩くアジア系の女の子は、後を追いかける僕が変質者に見えるのか、後ろをチラチラ振り返りながら逃げるように下っていきます。転ぶなよーと思いつつ見ていましたが、案の定転びます。

 

祇園に行ってみよう

せっかくなので祇園に行きましょう。貧乏学生の僕ごときが芸妓さんと遊べるわけありませんが、雰囲気だけでも楽しめたらいいなと思います。

 

f:id:curemasuta:20170114005032j:plain

今度は京阪電車に乗ります。

関西は私鉄が多くて羨ましいですね。JRと私鉄が価格やスピードで競争してくれるお陰で利用者は大助かりですし、そうでなくても多種多様な車両に乗れるので飽きません。

 

f:id:curemasuta:20170114005052j:plain

仙台にも私鉄は乗り入れてますが……うーん、阿武急はちょっと……。まだ青森の弘南鉄道、津軽鉄道あたりのほうがマシです。鉄道会社としての体裁を保っています。

 

f:id:curemasuta:20170114005106j:plain

f:id:curemasuta:20170114005111j:plain

f:id:curemasuta:20170114005312j:plain

f:id:curemasuta:20170114005327j:plain

祇園四条駅で京阪電車を降り、ふらふら歩いていると八坂神社に辿り着きました。

個人的に夜の神社は大好物です。かわいい女の子の姿をした妖狐なんかとばったりエンカウントできそうな雰囲気がありますよね。いつかかわいい狐娘と旅したり共同生活を送ったりしてみたいものです。

 

f:id:curemasuta:20170114005348j:plain

f:id:curemasuta:20170114005357j:plain

縁結びねぇ……。もう結ばれている以上、切れないことを祈っておきましょ。切れる気配もありませんが。藍川くんに「安全第一のヘルメットを被って、お前の足にコンクリを流し込んでる」なんて揶揄されるような状況ですが。

 

f:id:curemasuta:20170114005407j:plain

高校時代の友人のN君に「俺、ヒッチハイクで京都まで来たよ!」なんて電話で自慢しつつ、今晩のお宿もといネカフェを探します。今晩はシャワー完備のネカフェがいいですね。

翌日につづく。

(C) 2013-2017 これは放熱ダクトですから!